新井田さんのチラシの裏

オッサンが最近の複雑なガジェット関連を設定した時の覚え書きブログ。所謂日記。

タグ:Windows10

よくみたらタイトルなげぇ。

さて、引き続き EZpad 6 pro の改善を続けていきます。
今回は開腹しちゃって、SSD突っ込んでいきます。

バラす前にコレを準備しました。

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Zheino M.2 NGFF 2242 128GB SSD
主目的としては、内部M.2スロットにこいつを入れて、ブートドライブとして使うのが目標。
2242は初めて触ったが、モノがあまりにも小さくで驚いた。

このサイズで最大で512GBまで搭載できるとは驚き。
まぁ買ったのは128GBなんですけどね。それ以上の容量は自分の使い方だと必要性が無いので。


EZpad 6 pro をバラす
TechTablets.com がバラしていた動画でも言っていたが、この本体の開封は難易度が高い。
開封工具は必須で、ギターピックやらクレジットカードあればいけるとか言ってるけど、無理だから。
金属製の肉薄めのヘラなどが必須です。

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スクリーンガラスとシルバーの筐体の間に樹脂層があり、ここからヘラをねじ込んで隙間を空け、ピックみたいなのでガリガリ開封します。

手順としては、本体下部のドック部にある4カ所のビスを外し、充電口の上あたりから工具を入れていきます。方向は時計回りにしました。

ただこの樹脂層、あまりキズや擦過に強く無さそう。
何度も開封してると確実に破損します。

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開きました。破損なども無くなんとか無事に開腹。
TechTablets.com でも言ってましたが、中からみると下部のキーボードドック部の端子が非常にモロい作り。(画像ではひっくり返ってるので、上になってます)

ドッキング部も外装が抜かれているので、余り強くこじ開けると、ドック端子部と接合部の外装も割ります。

各部を見ていく
画面左部の大きな金属プレートが放熱板の役割を果たしているようです。

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M.2のSSDスロットはここです。
よくみると、2242を止めるビス穴の上に、透明な肉厚のシールが貼ってあります。
2260を使う時に2242の金属なビス穴が問題にならないようにしているようです。

なんか端子の下部、これ表面実装っぽく見えません?なんか端子が雑というか・・・。
さてここでお詫び。肝心のSSDイン!!時の画像を無くしましたw

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まぁバッテリーでもみてくだせぇ。
4500mAhが2本で9000mAhを実現しているようです。
大容量ですが、いうほど稼働時間が長くないのが玉に瑕。

保持はなんと、テープ四方張りで液晶裏に止めてるだけ。ケーブルアサインと電流電圧合ってれば、もっとデカいのを入れられるのかも。

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microSDカードスロット。
自分の使い方だと、キーボードドックに続き、おそらく最後まで使わないと思われる所です。

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WIFIとBluetoothのアンテナ部。
どうもキサマがWIFI不調の元凶のように思えてならん。

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裏蓋です。帯電防止フィルムに包まれたアルミシートが貼ってあり、一応のノイズ対策のようです。
ここにCPUの熱逃がしてもダメかなぁ。
下部には無印からオミットされた背面カメラ用の実装穴が見えます。

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これで最後。
画像上部、見切れていますが、SSDは無事に刺さってますw

放熱プレートをはずした所です。
CPUが見えますね。
熱はプレートに張り付いている熱伝導ゴムを通して廃熱されてるようですが、あきらかに性能不足ですね。

熱伝導ゴムを銅板に変更し、「CPU-グリス-銅板-グリス-プレート-もっと分厚い熱伝導ゴム-裏蓋」
というようなビッグマック状態にすれば、少しは熱対策になるかと思います。
考えてはいますが、やるかどうかはわかりません。

なぜなら、この筐体を何度も開け閉めしたくないからです。
今回は無事に開封できましたが、破壊神な方だと確実にどっかヤりますこれ。
なので、二度は開けないかもしれません。


M.2のSSD128GBをブートドライブに
一通り組み付けが終わって起動させると、無事にSSDを認識していました。

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BIOS(UEFI)の画面からも確認できます。
CHN NGFFSA2242(128.0...)ってのが、今回追加したSSDです。
BIOS(UEFI)画面はUSBに適当なキーボードを差しこんで、起動時にEsc連打です。

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ちなみにここを[Disable]にすると、制限解除して性能重視にできます。バッテリーと熱をタレ流しにするみたいですが。
放熱対策をした上でなら、開放してもいいかもしれませんが、現状で無効にしても熱でダレてすぐにクロック下がるのであまり意味ありませんでした。

eMMCのボリュームをM.2 SATA SSD へクローン
システム上でSSDが認識できてれば、あとは簡単です。

EaseUS Todo Backup Free を使ってクローン化しました。

・元をeMMC 64GB、先をSSD 128GB
・クローン化が終わったら、再起動して再びBIOS(UEFI)から
 ブートドライブをSSD側に変更
 SSDのシステムボリュームの使用領域を空きが無くなるまでめいっぱい拡大

バラすのがメンドいだけで、作業自体は至極簡単です。
EZbook 3 Pro とかだと裏蓋にあるSSD用のハッチを開けて入れて閉めるだけらしい。

速度を比べてみた
元のeMMCドライブと、追加したM.2 SATA SSDの速度を比較してみた。
正確を期すため、今回は2GiBで計測。

まずはeMMCドライブ

コメント 2019-03-06 221056

続いて、M.2 SSD。

コメント 2019-03-06 215614


大分ちがいます。
これだけ差があると、レスポンスに相当の違いが出てきます。
面倒でしたが、これはやってよかった。


総評
「これだけ追加の金額と手間かけるなら、最初から同じ金額でもっと完成された機種を」と思われる方も多いでしょう。うんうん。
中古も選択の範中に入れれば、さらに選択肢があったとは思いますが、そうじゃないんですよ。

未完成な感じのものを、いじくりまわしてる過程。それによる結果、改善した環境を達成したってのが重要なんです。
今回のは結構、遊び甲斐がありました。

中華ガジェットはこのように、安いがなんらかの問題を持っているものもある訳です。
改善して快適になれば、それに越した事はありません。

この後も、USBの5Vを昇圧して12Vに変換し、DCジャックの3.5mmで出力するケーブルとかを使って充電しようとしてみたり、他にも様々な改善を試みてます。
ですが、あまりネタになりそうにもないほど使えないものばかりで記事にしづらかったりするので、EZpad 6 pro にまつわる内容は今回で終了ということで。

最後にBanggoodからもらったオマケの三つを紹介して終わりにしたいと思います。

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・USB2.0のバスパワーハブ
 普通に使えましたが、ノイズ乗るようで機器によっては不安定でした。

・ケーブルがジッパーみたいに1本にまとめられるステレオイヤホン
 100円均一以下の音質、ガリ音、まともに使えないレベルの品でした。
 面白いケーブルだったので、これだけ他のイヤホンとかに流用しようかな。

・USBマウス
 小さい。めっちゃ小さい。そして軽い。
 軽すぎてオペレーション不可能なぐらい軽い。スッカスカ。
 まぁ比較的まともに使えるものでしたが、重量があり得ません。


キャッシュゲットモール

前回に引き続き EZpad 6 proのレビューと改善をしていきますが、長くなっちゃったので、記事を二つに分けました。今回は前編です。

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緩衝材につつまれてくるとは聞いてましたが、こんな厳重だとは。
表面ガラスが弱くかなりモロいらしいので、こういう措置は必要なんでしょうね。
(ちなみに、TechTablets.comのオッサンは、「プラスチックじゃね?」みたいなこと言ってましたが、そんな訳ありませんよ。流石に)

箱以外の3つの細かいのは、オマケ品です。

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なんか、箱がすでにボロッボロなんですけどw

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開封。撮影ヘタですいません。撮影ブース欲しくなるな。

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デザインはなんつーか、ちょっとヤボったい感じですが、悪くありません。

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アダプタは12V、2A。ジャックは3.5mm。
ケーブルが非実用レベルで短すぎて、電源延長ケーブルは必須です。


ちょっと使ってみて思った事。
まずは吊るし状態で使ってみます。
eMMC64GBには、Windows10 Home がインストールされていて、さして問題なく普通に起動。何事も無くコルタナがくっそ喋るセットアップへこぎ着けました。

×画面のタッチが少し鈍い
 最初は気のせいかと思ったが、明らかに画面の端の方のタッチ感度が悪い。
 最初から薄い保護フィルムが貼ってあります。
 こいつの質が悪いのか、指のすべりも良くありません。
 ただ、感度は個体差の可能性はあります。

×WIFIが不具合レベルで使い物にならない
 使い始めてすぐにWindows Updateが降ってきた訳ですが、
 WIFIがヤバイヤバイといわれていた訳がわかりました。
 これはヤバイ。毎秒数百KBしか転送できてない。
 Bluetooth切ったり、いろいろしてみましたが、どれもダメです。

×eMMCはHDDよりはマシだが、遅い
 よくある安eMMCって感じです。こんなもんでしょう。

×音量が小さい
 横置き状態で機能する左右独立スピーカーがあるのですが、音質は元より、
 音量がヤバい。Bluetoothスピーカーなどの利用を考えたほうがいいレベル。

とまぁ良く無い点ばかり上げました、いい点も沢山あります。

軽い
 同サイズのタブレットや 2in1 と比べると比較的軽い部類です。
 強度はその分オミットされてると思いますが。

IPS液晶がキレイ
 視野角も照度もまずまず。ただUIサイズを変更した時独特の、
 モヤッとした感じはどうしようもありませんね。

動画再生がスムーズ
 後述するLAN接続を改善を前提に、Youtubeでの1080p再生が可能でした。
 コマ落ちはしてるかしてないか、という微妙な所ではありますが。

WIFIに対してBluetoothはまとも
 同社の別機種だと、BluetoothがダメでWIFIはOKなんてのもあるらしいですが、
 この機種はWIFIはダメでしたがBluetoothは調子いいです。
 マウス、キーボードがチャタる誤動作も無く、機器スリープからの復帰も速い。

こんなところでしょうか。
他にはバッテリーの保ちも、OSの設定を詰めれば割とイケます。
画面サイズが大きいので、相対的に稼働可能時間は短めですね。
 

問題点を改善していく
対応できる範囲は大きく無いですが、快適に使えるよう、いろいろと対応してみました。

WIFI(LAN接続)を改善
もう、内蔵に関してはアウトです。
つまりは、外付けにするしかないですね。
とりあえず、Windows Update というバカみたいに転送量を要求する作業に応えるべく使ったのがこちら。

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USB3.0に接続するハブですね。Gigabitイーサがついてるタイプのものです。
各種中華タブレットのメンテ用に買ってあったものです。
一時期は Fire TV Stick でも使ってました。

EZpad 6 pro の定位置があるので、そこで据え置いて使う場合は、このUSBハブから有線LANに接続して通信します。安定してダウンロードできるので、Windows Update も速かったです。
コレが無かったら、いったい全部のダウンロードが終わるまでどれだけかかったのやら。

次に、WIFI環境として使うために以下を用意しました。

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Wavlink AC600/691A1
まぁこうするより他ありませんわな。

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うっへ。出っ張りがデカイ。まぁしょうがありません。
TP-Link AC600/Archer T2U Nano がその後発売されたので、買い換えるかもしれません。
ただ、TP-Link の子機はどれも「発熱が~」という意見が多いので気になる所。
出っ張りを減らすと、精神的な出っ張りも減るかな。(いみふ)

さて、これでどれだけ改善したかというと、実は体感以外で適切な測定がイマイチできていません(当家で利用してるニフティの光コラボがクソのように遅くて不安定で、マトモな通信速度計測ができない)

NASへの接続だと、そこそこ速度は出ている感じですが、この機種が悪いのかUSBドングルタイプの宿命なのか、速度に関してはイマイチな感じはします。

USB延長ケーブルつけて本体から離せば、おそらく速度や感度は改善すると思うんですが、持ち運ぶのに紐付きとかイヤなんで、このまま運用です。

ケースとかフィルムとか
あとは良くある、ケースとフィルムによる日常使いでの対策です。
ただ、この機種はマイナーな中でも、さらにマイナーな部類なので、対策できる品は多くありません。
特にケースは全くといっていいほど選択肢が無く、中華な通販に少しある程度でした。

まずはこちら。

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迷ったら、PDA工房さんのアンチグレアフィルム。
高品質で肉厚で、細部もしっかり採寸されてて穴ズレなんて一度も見たことありません。
自分が持ってるガジェットの殆どは、PDA工房さんのアンチグレアのみ貼ってます。

こんなマイナー機種のフィルムまで作ってるPDA工房様には感服いたします。LOVEです。すばらしいです。

この機種、マイナーな割にガラスフィルムなどもいろんな種類が発売されてるようですが、個人的にはPDA工房さんしか信じません。(年寄り特有の意固地味)


続いてケース。
これは模索中なんですが、暫定でコレ。

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う、うーん。
よくあるタイプのものですが、黒でも白でもなく、革目でも無いビミョ~な素材感と色。
色はシルバーといえばいいんですかね。
質感はかなり独特なパターンをしています。和紙系のようなダメージ革っぽいというのか。

Amazonのレビューに「安くさい」とありましたが、間違ってます。
「安い」んです。安いんだから、安っぽく見えるのは当たりまえでしょう。

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このタイプは、画面端にかぶる部分が広くてイラっとします。
もうちょい狭く作ればいいのに。
防御力重視でいくので、しばらくはコレを使うしかないかな。
海外通販も見つつ、今後の課題ということで。

使い方にちょっとコツがあって、本体を入れる箇所は、ベロになる部分を下に織り込んでホールドするようになってますが、サラサラの素材なんで、横にしてスタンド状態にすると、本体が自分の重みでスルッと抜けてきます。

ベロの部分に底部と密着させるために、貼るタイプのベルクロを付けた方がいいです。
でないと、まともにに使えません。

こんなスタイルで運用してます
まだ暫定的ではありますが、しばらくはこんな感じで使ってます。

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タッチパット付きのキーボードとセットの汎用ケースにしてみようかとも思ったのですが、自分の場合はPDFの閲覧とメモ書き挿入時に、縦持ちにして見るので、このスタイルが無難なんですよね。

とりあえず体裁は完成したので、次回は本体を開封して、M.2スロットにSATAタイプのSSDを突っ込み、起動ドライブとして使えるようにしたいと思います。
今回はこんなところで。



前回に引き続き、早速、EZpad 6 pro どこで購入するかを検討。

最近では中華機器はAmazonのマケプレが中華海外通販ともさほど差額なく購入できるようになって、入手性が良くなりました。
なので無難なのはAmazonマーケットプレイスで輸入代行販売業者から買うのがもっともリスクも少なく確実な方法と言えると思います。

が、それでは面白く無いので、今回はあえて中華海外通販を利用してみました。


どの業者から買うか?
まずは、EZpad 6 pro を販売している中華海外通販を探してみた。
・AliExpress
・GearBest
・Banggood
GeekBuying
沢山ありましたが、上記が無難なところでしょうか。
中華ガジェット販売では有名どころですね。

上記4サイトであれば、実績が多く信頼もある程度おけるので、不安なく購入は可能です。
ではどこで買うかと判断すると、やはり値段ということになるでしょうか。


クーポンコードを確認しよう
AliExpress を除く他の3サイトでは、わりとこまめにクーポンコードが発行されています。
購入時に割引がきく全体クーポンの他に、個別の商品を特別に割り引くクーポンもあります。

割とメジャーな商品や、数が捌ける商品は個別のクーポンコードが発行されている事が多いようです。
本来、クーポンコードは各販売サイトでユーザー登録などを行い、メルマガ登録などして送られてくるものですが、しょっちゅう使うサイトでもないので、無用なメルマガが増えるのはあまり歓迎しない場合が殆どかと思います。

ですが、販売サイトによっては、ユーザー登録初回時にものすごい割引してくれるクーポンを限定発行してくれたり、メルマガ登録初回時にかなり割引してくれるクーポンを発行してくれたりします。
こうした購入全般で利用可能なクーポンは限定の場合が多いので、個別クーポンと比較してうまく使うといいと思います。

では、こうしたクーポンを確認するにはどうするか?
それは、各販売サイトのクーポン情報やセール情報をまとめてくれているブログやサイトが複数あるのです!
リンク貼ってもいいんですが、あんまり特定のブログを優遇したくないので、それぞれ検索してみてください。

検索「GearBest Banggood GeekBuying クーポン」

自分が検索した時は、Banggoodで EZpad 6 pro 割引クーポンがあったので、こちらで購入する事にしました。まぁネタと経験のためなので、あまり真剣にショップは決定していません。


Banggoodでの購入
ここは中国資本のかなりデカいショッピングサイトです。本国に4カ所も拠点があるそうな。
ここの通販の特長としては、「国際小包なら送料無料」「25ドル以上のものには荷物追跡が付く」です。なかなか使い易く、サイト自体が日本語化されているのも特長です。

コメント 2019-03-04 085732

この値段だけ見ると、Amazonのマケプレで買ってもさほど差は無いですね。
むしろ、初期不良対応や返品などをAmazon通してできる分、そちらのほうがいいかもしれません。

まぁそれだと面白くないので、このままポチっといっちゃいますが。
今回は専用キーボードドック付きは購入しませんが、ちゃんとキーボード付きも売ってました。
ADDカートして、クーポン適応させた発注がこちら。

コメント 2019-03-04 08524202

上3つは、オマケらしいです。まぁいらんのですが。
(価格がちょっと違いますが、注文時とブログ編集時で値段が変動してたので、そこら辺は勘弁してください)

クーポン適応して2.3万で収まりました。やっす。


支払いは「PayPal」を絶対に使おう
さて支払いです。
日本の販売サイトで購入するときは、割とクレジットカードをそのまま利用することが多いのですが、海外ではヤメたほうがいいですね。もはや常識です。
大概は「PayPal」による代行支払いを利用します。もはやそれが普通です。

「PayPal」は最近日本で話題のペイイングサービスと名前こそ似てますが、こっちの方が元祖とも言え、規模もサービス内容も全然上です。購入保障やショップとの交渉も行ってくれる購入者の強い味方です。日本でも定番化してほしいぐらい。

「PayPal」を使う最大の理由は、初期不良や故障時、なんらかの発送トラブルなどがあった場合の「返金保障」につきます。

中華海外通販に限らないのですが、人気で弾が少ない商品を販売する際、仕入れ見込みで、販売サイトでは発注だけ受け付けて(当然先払いさせる)、入荷次第発送するという姑息な手段を使う場合があります。

待たされても確実に商品が届くならいいのですが、そうでない場合があります。
「発注した商品が入荷しねーから、ショップの金券で返金する。それで他の商品買え」っていうクソみたいな対応が割とあります。

こういった時は、「PayPal」を使って購入した場合は、すぐに「PayPal」へ返金を申し立てましょう。確実にお金が戻ってきます。

他にもクレジットカード番号を控えられて、アングラな集団に売られたりするのを防止したり、注文したものと違う商品やフェイク品を送りつけて返金対応しない業者などの悪質行為も、「PayPal」を使っていれば確実にリスクを回避できます。
海外通販では支払いを「PayPal」にしておきましょう。


支払いが済んで届くまで
さて、発注が済んでから、いったいどのくらいで品が届くのか?
関税は?消費税は?など疑問が尽きません。
まずは、発注してから届くまではこんな感じでした。

キャプチャ

Banggoodでは、発送の細かいステータスがこうして見られるようです。
発送方法は、何を買っても「Japan Direct Mail」でOKです。それ以外選んでも、全部同じ方法で送られてくるっぽい。

発注は年末に行い、正月を挟んでいるんですが、10日程で到着しています。日数は普通ぐらいでしょうか?


日本に送るときはシンガポール経由?
荷物番号も発行されて、他のトラッキングサービスからも荷物追跡ができるらしいのですが、最初はどのトラッキングサービスでも全く反応しませんでした。

というのもBanggoodは、デカい通販会社だけあって、独自の流通網を持っているらしく、日本などに発送する際は、中国から一端、契約してる独自の輸送会社を使ってシンガポールまで運び、そこから通常の輸送手段を使って送られてくるらしく、Banggood以外のトラッキングサイトを使う場合は、シンガポールに到着してからしか反映されていないようでした。


関税・消費税は?
海外通販といえば、関税と消費税の問題があります。
折角海外で安く買えたのに、関税と消費税が入ったら国内の代理販売店で買った方が安かったなんでことはよくありました。

オッサンはMVNO黎明期から、SIMフリー端末とIIJmioを使っており、当時はまだIIJmioも端末の販売をやってないほど昔の頃の話です。
SIMフリー端末として、オッサンはどーしても、Sony Xperia Z Ultra の黒が欲しく、当時は割とメジャーになってきていた海外通販で同機を購入した事があります。
当時使ったのは、EXPANSYS(エクスパンシス)という海外通販で、これも中国に倉庫がある企業でした。
ここで購入した時は、通関時に必要なインボイスが正確に提出されており、規定の関税と消費税を配送業者に支払った覚えがあります。
トータルでかかった金額をみると、日本でau版の白ロム買ったほうが断然安かったのは言うまでもありません。(まぁ Xperia Z Ultra が好きすぎて、後にau版も色違いを2台買ったのです。今でも過去最高に良かった機種と聞かれると、迷わず Xperia Z Ultra と答えるでしょう)

ですが、最近の海外通販ではいったいどのように通関を通してるのか、どんなインボイスを提出してるのかわかりませんが、全く関税と消費税を請求されることがありませんでした。
これは、ある時期からです。
金額によって関税がかからなくなったのは知っていましたが、消費税は別なハズ?
まぁこの辺はちゃんと調べてないので、ちゃんとは理解してませんが、ともかく、今回Banggoodで購入した時は、どちらも請求されませんでした
不思議。

余談ですが、当時、全く無名だったIIJmioと、ナゾのデカいスマホを持っていた自分は相当に浮いていました。周囲からは元々変わった奴だと思われてましたが、「あいつスマホまで訳わからんわ」といわれていたのだと思いますw
時代の先を行くというのは、なかなか理解されないものです。
まぁ同時期、同僚に初期の頃のNokia Lumia使ってたツワモノ女子がいたので、オッサン以上にギークな奴がいるもんだと思い、なんとも思いませんでしたが。


そして到着!
日本国内の業者は佐川急便さんでした。年始の到着だったので、くっそ忙しそうでしたわ。

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次回は開封&レビュー&いろいろ改善した記録を掲載予定。

購入理由 ~前置きとか~
おっさんは仕事か趣味かわからん活動で、よくPDFを扱う。
主に文章もののゲラをやりとりをする。
出先でも確認することがあり、今まで8インチぐらいのAtom中華Windowsタブレットを気分で使い回していたが、A4版で800~1000字ぐらいの分量だと8インチでの確認は結構辛くなってきた。
まぁあとは、文章の入力と資料の閲覧だけでも、CPUがAtomZ3735Fあたりのタブだと処理も辛い。

あくまで外出時のみの緊急的措置として使っているのであって、本格的なものはいらんので、これはこれでいいかなと思っていたが、ガジェッターでもあるおっさんは、そろそろおもちゃとして遊べる新しいガジェットにも飢えてきていた。

おっさんの小型端末なガジェッター歴は長く、今では伝説となったNECのPDA、初代モバイルギアやOASYSポケットなどから始まり、旧ウィルコムの初代W-ZERO3みたいなキワモノまで、かなりの数を使ってきた。
ここ最近は中華タブレットをいじくりまわしているのだが、ちゃんとしたiPadなども数台愛用してきている。ただ、iPadとかは嫁とかが主に使っているし、キワモノガジェッターとしては洗練され完成された機種にあまり興味はない。
こう、未完成で不自由な部分をどう使いこなすか、いじくりまわすかが好きなのだ。

てな事で、新しいキワモノなガジェットを探してみた。
購入条件は5つ。

★安価であること。
★画面サイズが10インチ前後であること。
★Windowsタブレットであること。
★Atom搭載機ではないこと。
★Youtubeをよく見るので、1080p再生に遅延やコマ落ちなどの支障が無いこと。

この条件で探してみると中国の「Jumper」というメーカー製品がやたらと目につく。
いろんな方が購入してブログなどでレビューされており、最も目にしたのは「Jumper EZbook 3 Pro」
という機種で、情報もかなり出そろっていた。
発売から1年ほど経過していたが、売れセンは変わっていないようで、評判の良さが窺える。
この姉妹機と思われる、スペックが似通った機種に「EZpad 6 pro」があった。


Jumper EZpad 6 proを見ていく
てことで、このWindowsタブレットを見てみる。

61cODWctBeL._SL1300_


 Model     Jumper Ezpad 6 Pro
 CPU Intel Apollo Lake Quad Core 1.1GHz up to 2.2 GHz
 GPU 9th HD Graphics 500
 System Windows 10 home
 RAM 6GB DDR3
 Capacity        64GB
 Screen 11.6 Inch IPS Capacitive Screen
 Resolution 1920*1080
 
 Camera Front is 2.0MP
 Microphone  Built-in
 Speaker Built-in
 
 WIFI 802.11b/g/n
 Bluetooth 4.0 
 GPS Not Support
 G-sensor Support
 3G Not Support
 4G Not Support
 OTG Support
 TF Card Support (Maximum support 256G)
 
 Audio MP3,WMA,APE,OGG,AAC
 Picture JPG, JPEG, GIF, BMP, PNG,etc
 Video AVI,WMV,3GP,TS,TP,etc
 Language Multi-language 
 
 I/O Port 1 x Micro USB 2.0 port 
1 x USB 3.0 port
1 x Type-C port
1 x Micro HD port
1 x DC port
1 x TF Card Slot
 Battery 9000mAh
 Weight 750g
 Size 300*186*11mm
 
  Package  
  Included
  1 x Jumper Ezpad 6 Pro Tablet PC
  1 x Charger
  1 x Adapter (the adapter depends on the country of the buyer.)

とまぁスペックでみると、よくわからん感じもしますが、おおむね自分の抑えたい要件を満たしています。
CPUはCeleronのN3450。
あまりなじみの無いCPUだが、Atomから出世してCeleronになった素性のものらしい。
まぁ逆に言うと、CeleronといいはってるAtom感はあるよね。
低クロックだが、4コア4スレッドは高ポイント。

Jumper EZpad 6 proを下調べ
で、実際使っている人や購入者のレビューなどを調べてみたが、これが情報がてんで少ない。
中途半端なスペックだから、あんま購入者は多くないだろうなぁとは思っていたが、これほどとは。
結局、海外の情報を中心に集めてみると、おおむね以下の情報に集約された。
(主な情報源は、TechTablets.comのYouTubeチャンネルでのレビュー動画だけど)

・外装はプラスチックにアルミっぽい塗装
 特に問題無し。
 歴代、様々な中華タブを使ってきたので、鍛えられたせいか、
 チープな感じに特に不満を覚えた事が無い。

・IPS液晶だが、タッチパネルと液晶面のスキマが大きい
 古い中華タブならまだわかるけど、2018年の現行機でコレはなかなか。

・Type-C は充電及びPDに対応していない
 TechTablets.comのいつものおっさんが言っていたが、
 レビューのために購入したaliexpressでの説明ではPD対応とあったので、
 PD対応充電器をType-Cハブ経由で接続したら、あっさり壊れたそうだ。
 aliexpressにクレーム入れて新品交換になったそうで、
 それ以来、説明欄にPD対応の文字が消えたらしい。さすがっすね。

・M.2スロットにSATAタイプのSSDが刺さるらしい
 メインストレージはeMMCらしいが、さらにM.2スロットがあるらしい。
 TechTablets.comの動画で確認。2242か2260のSATAタイプのSSDが刺さる。
 「EZpad 6s pro」の「S」付きモデルは、
 このM.2に64GBのSSDが刺さったモデルだそうな。

・内蔵無線LAN(WIFI)がゴミ
 まず、11ac の5GHz帯に対応していない。
 おまけに、なにが影響しているのか不明らしいが、
 通信速度がくっそ遅くて、不具合レベルらしい。
 割とクリティカル。

・廃熱がうまくいってなくて、ブーストがかからない
 外装がプラスチックなので、熱を筐体に逃がす機構が無いため、
 内部のちっさいプレートに逃がした熱では処理しきれず、
 すぐに低クロックに下がる。
 まぁこれは実用レベルに問題なければどうでもいい。

Jumper EZpad 6 proに決める
キーボードは専用のものがあるが、JIS配列で指が覚えているのでUS配列の専用品はパスかな。

デメリットは結構目立つものが多いのだが、文字打ちやPDF確認といったライトな用途なのでこれで十分ではなかろか。
激しめの用途だと、Youtube視聴だと思うが、このCPUなら主要なハードウェアデコーダーは内蔵されてるので問題無いだろう。

実売は海外通販で2万円弱からキーボード付きでも3万いかないぐらい。
Amazonだと急に上がってキーボード無しでも3万弱。
お遊びガジェットとして考えれば安い。

プロダクトや完成度が全く違うが、CPUが最大で20%ぐらい上程度のSurface Go が安いので5.5万。
全体にカッチリしてていいプロダクトだと思うけど、あの性能に5.5万は払えんなぁ。

結構クリティカルなWIFIがゴミっていう問題を始め、いくつか考えないといけない部分はあるが、漠然と対処方を考えつつ購入を決定。

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