新井田さんのチラシの裏

オッサンが最近の複雑なガジェット関連を設定した時の覚え書きブログ。所謂日記。

前回に引き続き、早速、EZpad 6 pro どこで購入するかを検討。

最近では中華機器はAmazonのマケプレが中華海外通販ともさほど差額なく購入できるようになって、入手性が良くなりました。
なので無難なのはAmazonマーケットプレイスで輸入代行販売業者から買うのがもっともリスクも少なく確実な方法と言えると思います。

が、それでは面白く無いので、今回はあえて中華海外通販を利用してみました。


どの業者から買うか?
まずは、EZpad 6 pro を販売している中華海外通販を探してみた。
・AliExpress
・GearBest
・Banggood
GeekBuying
沢山ありましたが、上記が無難なところでしょうか。
中華ガジェット販売では有名どころですね。

上記4サイトであれば、実績が多く信頼もある程度おけるので、不安なく購入は可能です。
ではどこで買うかと判断すると、やはり値段ということになるでしょうか。


クーポンコードを確認しよう
AliExpress を除く他の3サイトでは、わりとこまめにクーポンコードが発行されています。
購入時に割引がきく全体クーポンの他に、個別の商品を特別に割り引くクーポンもあります。

割とメジャーな商品や、数が捌ける商品は個別のクーポンコードが発行されている事が多いようです。
本来、クーポンコードは各販売サイトでユーザー登録などを行い、メルマガ登録などして送られてくるものですが、しょっちゅう使うサイトでもないので、無用なメルマガが増えるのはあまり歓迎しない場合が殆どかと思います。

ですが、販売サイトによっては、ユーザー登録初回時にものすごい割引してくれるクーポンを限定発行してくれたり、メルマガ登録初回時にかなり割引してくれるクーポンを発行してくれたりします。
こうした購入全般で利用可能なクーポンは限定の場合が多いので、個別クーポンと比較してうまく使うといいと思います。

では、こうしたクーポンを確認するにはどうするか?
それは、各販売サイトのクーポン情報やセール情報をまとめてくれているブログやサイトが複数あるのです!
リンク貼ってもいいんですが、あんまり特定のブログを優遇したくないので、それぞれ検索してみてください。

検索「GearBest Banggood GeekBuying クーポン」

自分が検索した時は、Banggoodで EZpad 6 pro 割引クーポンがあったので、こちらで購入する事にしました。まぁネタと経験のためなので、あまり真剣にショップは決定していません。


Banggoodでの購入
ここは中国資本のかなりデカいショッピングサイトです。本国に4カ所も拠点があるそうな。
ここの通販の特長としては、「国際小包なら送料無料」「25ドル以上のものには荷物追跡が付く」です。なかなか使い易く、サイト自体が日本語化されているのも特長です。

コメント 2019-03-04 085732

この値段だけ見ると、Amazonのマケプレで買ってもさほど差は無いですね。
むしろ、初期不良対応や返品などをAmazon通してできる分、そちらのほうがいいかもしれません。

まぁそれだと面白くないので、このままポチっといっちゃいますが。
今回は専用キーボードドック付きは購入しませんが、ちゃんとキーボード付きも売ってました。
ADDカートして、クーポン適応させた発注がこちら。

コメント 2019-03-04 08524202

上3つは、オマケらしいです。まぁいらんのですが。
(価格がちょっと違いますが、注文時とブログ編集時で値段が変動してたので、そこら辺は勘弁してください)

クーポン適応して2.3万で収まりました。やっす。


支払いは「PayPal」を絶対に使おう
さて支払いです。
日本の販売サイトで購入するときは、割とクレジットカードをそのまま利用することが多いのですが、海外ではヤメたほうがいいですね。もはや常識です。
大概は「PayPal」による代行支払いを利用します。もはやそれが普通です。

「PayPal」は最近日本で話題のペイイングサービスと名前こそ似てますが、こっちの方が元祖とも言え、規模もサービス内容も全然上です。購入保障やショップとの交渉も行ってくれる購入者の強い味方です。日本でも定番化してほしいぐらい。

「PayPal」を使う最大の理由は、初期不良や故障時、なんらかの発送トラブルなどがあった場合の「返金保障」につきます。

中華海外通販に限らないのですが、人気で弾が少ない商品を販売する際、仕入れ見込みで、販売サイトでは発注だけ受け付けて(当然先払いさせる)、入荷次第発送するという姑息な手段を使う場合があります。

待たされても確実に商品が届くならいいのですが、そうでない場合があります。
「発注した商品が入荷しねーから、ショップの金券で返金する。それで他の商品買え」っていうクソみたいな対応が割とあります。

こういった時は、「PayPal」を使って購入した場合は、すぐに「PayPal」へ返金を申し立てましょう。確実にお金が戻ってきます。

他にもクレジットカード番号を控えられて、アングラな集団に売られたりするのを防止したり、注文したものと違う商品やフェイク品を送りつけて返金対応しない業者などの悪質行為も、「PayPal」を使っていれば確実にリスクを回避できます。
海外通販では支払いを「PayPal」にしておきましょう。


支払いが済んで届くまで
さて、発注が済んでから、いったいどのくらいで品が届くのか?
関税は?消費税は?など疑問が尽きません。
まずは、発注してから届くまではこんな感じでした。

キャプチャ

Banggoodでは、発送の細かいステータスがこうして見られるようです。
発送方法は、何を買っても「Japan Direct Mail」でOKです。それ以外選んでも、全部同じ方法で送られてくるっぽい。

発注は年末に行い、正月を挟んでいるんですが、10日程で到着しています。日数は普通ぐらいでしょうか?


日本に送るときはシンガポール経由?
荷物番号も発行されて、他のトラッキングサービスからも荷物追跡ができるらしいのですが、最初はどのトラッキングサービスでも全く反応しませんでした。

というのもBanggoodは、デカい通販会社だけあって、独自の流通網を持っているらしく、日本などに発送する際は、中国から一端、契約してる独自の輸送会社を使ってシンガポールまで運び、そこから通常の輸送手段を使って送られてくるらしく、Banggood以外のトラッキングサイトを使う場合は、シンガポールに到着してからしか反映されていないようでした。


関税・消費税は?
海外通販といえば、関税と消費税の問題があります。
折角海外で安く買えたのに、関税と消費税が入ったら国内の代理販売店で買った方が安かったなんでことはよくありました。

オッサンはMVNO黎明期から、SIMフリー端末とIIJmioを使っており、当時はまだIIJmioも端末の販売をやってないほど昔の頃の話です。
SIMフリー端末として、オッサンはどーしても、Sony Xperia Z Ultra の黒が欲しく、当時は割とメジャーになってきていた海外通販で同機を購入した事があります。
当時使ったのは、EXPANSYS(エクスパンシス)という海外通販で、これも中国に倉庫がある企業でした。
ここで購入した時は、通関時に必要なインボイスが正確に提出されており、規定の関税と消費税を配送業者に支払った覚えがあります。
トータルでかかった金額をみると、日本でau版の白ロム買ったほうが断然安かったのは言うまでもありません。(まぁ Xperia Z Ultra が好きすぎて、後にau版も色違いを2台買ったのです。今でも過去最高に良かった機種と聞かれると、迷わず Xperia Z Ultra と答えるでしょう)

ですが、最近の海外通販ではいったいどのように通関を通してるのか、どんなインボイスを提出してるのかわかりませんが、全く関税と消費税を請求されることがありませんでした。
これは、ある時期からです。
金額によって関税がかからなくなったのは知っていましたが、消費税は別なハズ?
まぁこの辺はちゃんと調べてないので、ちゃんとは理解してませんが、ともかく、今回Banggoodで購入した時は、どちらも請求されませんでした
不思議。

余談ですが、当時、全く無名だったIIJmioと、ナゾのデカいスマホを持っていた自分は相当に浮いていました。周囲からは元々変わった奴だと思われてましたが、「あいつスマホまで訳わからんわ」といわれていたのだと思いますw
時代の先を行くというのは、なかなか理解されないものです。
まぁ同時期、同僚に初期の頃のNokia Lumia使ってたツワモノ女子がいたので、オッサン以上にギークな奴がいるもんだと思い、なんとも思いませんでしたが。


そして到着!
日本国内の業者は佐川急便さんでした。年始の到着だったので、くっそ忙しそうでしたわ。

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次回は開封&レビュー&いろいろ改善した記録を掲載予定。

購入理由 ~前置きとか~
おっさんは仕事か趣味かわからん活動で、よくPDFを扱う。
主に文章もののゲラをやりとりをする。
出先でも確認することがあり、今まで8インチぐらいのAtom中華Windowsタブレットを気分で使い回していたが、A4版で800~1000字ぐらいの分量だと8インチでの確認は結構辛くなってきた。
まぁあとは、文章の入力と資料の閲覧だけでも、CPUがAtomZ3735Fあたりのタブだと処理も辛い。

あくまで外出時のみの緊急的措置として使っているのであって、本格的なものはいらんので、これはこれでいいかなと思っていたが、ガジェッターでもあるおっさんは、そろそろおもちゃとして遊べる新しいガジェットにも飢えてきていた。

おっさんの小型端末なガジェッター歴は長く、今では伝説となったNECのPDA、初代モバイルギアやOASYSポケットなどから始まり、旧ウィルコムの初代W-ZERO3みたいなキワモノまで、かなりの数を使ってきた。
ここ最近は中華タブレットをいじくりまわしているのだが、ちゃんとしたiPadなども数台愛用してきている。ただ、iPadとかは嫁とかが主に使っているし、キワモノガジェッターとしては洗練され完成された機種にあまり興味はない。
こう、未完成で不自由な部分をどう使いこなすか、いじくりまわすかが好きなのだ。

てな事で、新しいキワモノなガジェットを探してみた。
購入条件は5つ。

★安価であること。
★画面サイズが10インチ前後であること。
★Windowsタブレットであること。
★Atom搭載機ではないこと。
★Youtubeをよく見るので、1080p再生に遅延やコマ落ちなどの支障が無いこと。

この条件で探してみると中国の「Jumper」というメーカー製品がやたらと目につく。
いろんな方が購入してブログなどでレビューされており、最も目にしたのは「Jumper EZbook 3 Pro」
という機種で、情報もかなり出そろっていた。
発売から1年ほど経過していたが、売れセンは変わっていないようで、評判の良さが窺える。
この姉妹機と思われる、スペックが似通った機種に「EZpad 6 pro」があった。


Jumper EZpad 6 proを見ていく
てことで、このWindowsタブレットを見てみる。

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 Model     Jumper Ezpad 6 Pro
 CPU Intel Apollo Lake Quad Core 1.1GHz up to 2.2 GHz
 GPU 9th HD Graphics 500
 System Windows 10 home
 RAM 6GB DDR3
 Capacity        64GB
 Screen 11.6 Inch IPS Capacitive Screen
 Resolution 1920*1080
 
 Camera Front is 2.0MP
 Microphone  Built-in
 Speaker Built-in
 
 WIFI 802.11b/g/n
 Bluetooth 4.0 
 GPS Not Support
 G-sensor Support
 3G Not Support
 4G Not Support
 OTG Support
 TF Card Support (Maximum support 256G)
 
 Audio MP3,WMA,APE,OGG,AAC
 Picture JPG, JPEG, GIF, BMP, PNG,etc
 Video AVI,WMV,3GP,TS,TP,etc
 Language Multi-language 
 
 I/O Port 1 x Micro USB 2.0 port 
1 x USB 3.0 port
1 x Type-C port
1 x Micro HD port
1 x DC port
1 x TF Card Slot
 Battery 9000mAh
 Weight 750g
 Size 300*186*11mm
 
  Package  
  Included
  1 x Jumper Ezpad 6 Pro Tablet PC
  1 x Charger
  1 x Adapter (the adapter depends on the country of the buyer.)

とまぁスペックでみると、よくわからん感じもしますが、おおむね自分の抑えたい要件を満たしています。
CPUはCeleronのN3450。
あまりなじみの無いCPUだが、Atomから出世してCeleronになった素性のものらしい。
まぁ逆に言うと、CeleronといいはってるAtom感はあるよね。
低クロックだが、4コア4スレッドは高ポイント。

Jumper EZpad 6 proを下調べ
で、実際使っている人や購入者のレビューなどを調べてみたが、これが情報がてんで少ない。
中途半端なスペックだから、あんま購入者は多くないだろうなぁとは思っていたが、これほどとは。
結局、海外の情報を中心に集めてみると、おおむね以下の情報に集約された。
(主な情報源は、TechTablets.comのYouTubeチャンネルでのレビュー動画だけど)

・外装はプラスチックにアルミっぽい塗装
 特に問題無し。
 歴代、様々な中華タブを使ってきたので、鍛えられたせいか、
 チープな感じに特に不満を覚えた事が無い。

・IPS液晶だが、タッチパネルと液晶面のスキマが大きい
 古い中華タブならまだわかるけど、2018年の現行機でコレはなかなか。

・Type-C は充電及びPDに対応していない
 TechTablets.comのいつものおっさんが言っていたが、
 レビューのために購入したaliexpressでの説明ではPD対応とあったので、
 PD対応充電器をType-Cハブ経由で接続したら、あっさり壊れたそうだ。
 aliexpressにクレーム入れて新品交換になったそうで、
 それ以来、説明欄にPD対応の文字が消えたらしい。さすがっすね。

・M.2スロットにSATAタイプのSSDが刺さるらしい
 メインストレージはeMMCらしいが、さらにM.2スロットがあるらしい。
 TechTablets.comの動画で確認。2242か2260のSATAタイプのSSDが刺さる。
 「EZpad 6s pro」の「S」付きモデルは、
 このM.2に64GBのSSDが刺さったモデルだそうな。

・内蔵無線LAN(WIFI)がゴミ
 まず、11ac の5GHz帯に対応していない。
 おまけに、なにが影響しているのか不明らしいが、
 通信速度がくっそ遅くて、不具合レベルらしい。
 割とクリティカル。

・廃熱がうまくいってなくて、ブーストがかからない
 外装がプラスチックなので、熱を筐体に逃がす機構が無いため、
 内部のちっさいプレートに逃がした熱では処理しきれず、
 すぐに低クロックに下がる。
 まぁこれは実用レベルに問題なければどうでもいい。

Jumper EZpad 6 proに決める
キーボードは専用のものがあるが、JIS配列で指が覚えているのでUS配列の専用品はパスかな。

デメリットは結構目立つものが多いのだが、文字打ちやPDF確認といったライトな用途なのでこれで十分ではなかろか。
激しめの用途だと、Youtube視聴だと思うが、このCPUなら主要なハードウェアデコーダーは内蔵されてるので問題無いだろう。

実売は海外通販で2万円弱からキーボード付きでも3万いかないぐらい。
Amazonだと急に上がってキーボード無しでも3万弱。
お遊びガジェットとして考えれば安い。

プロダクトや完成度が全く違うが、CPUが最大で20%ぐらい上程度のSurface Go が安いので5.5万。
全体にカッチリしてていいプロダクトだと思うけど、あの性能に5.5万は払えんなぁ。

結構クリティカルなWIFIがゴミっていう問題を始め、いくつか考えないといけない部分はあるが、漠然と対処方を考えつつ購入を決定。



テレビ録画用として、Buffalo製のNAS LinkStation LS-AVL/A 1.0TBを使っている。
メインの録画環境が入れ替わり、これはサブ的に運用しているもので、家族で録画したい番組などが時間帯でカブったりすると面倒なので、古い環境もそのまま残して、使いたい人が使う感じで残していたものだ。
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で、これもう8年選手で、そろそろお片付けしようかと家族に相談すると、未だに割と使われている事が判明。1TBしかないHDDがパンパンになっており、家族的に残っている録画データはどれも消したくないらしい。定期的にBDにムーブするなどしてくれと言っているが、手順が複雑で「やり方がわからない」といわれて現状に至ると。
それにしても、8年もノートラブルでよく動いているものだ。ある意味当たりだったのだろう。

とまぁ、使用を継続することにしたが、そのままだといつHDDが逝ってもおかしくないので、使っていない日立の2TBに換装しようと考えた。


LinkStation LS-AVL/A 1.0TBのHDDを2TBに換装しようとあれこれ考える

ということで、NASの仕様や換装の手順をいろいろググってみると、これがクソめんどい。
検索でとりあえず見つけたのが、【www.limber.jp】さんのブログ記事。

www.limber.jp
LS-AVL シリーズの HDD 換装

これを見ると、なんとも面倒だ。
フォーマットしたまっさらなHDDを換装し、tftpdサーバを使ってアップデータから必要なセットアップファイルをNASに飛ばして……。
面倒くさいだろこれ……。


バックアップ・パーティションアプリではどうか?

基本的には、EaseUS Partition Masterや、MiniTool Partition Wizard などを使って、サクッっと出来ないものかと考えたが、BuffaloのNASはXFSフォーマットなので、読み書きができないWindowsのファイルシステムで動くユーティリティーでは作業ができない。
それに、HDDにはDTCP-IPで暗号化&管理された録画データがパンパンに入っている。
ファイルシステム上でコピーされたファイルでは、おそらく再生できなくなるだろう。

できればセクタバイセクタでのクローン化ができて、なおかつ元先の容量が違う同士でもOKな方法。
この条件で考えると、二つ思い当たる方法があった。

方法その1:GParted Liveを使う

GParted Liveを使えば、XFSを扱えた上でHDDをコピーできるが、セクタバイセクタを使うと、1TBで10時間とかかかった記憶がある。
その時はWindowsのボリュームをコピーしたのだが、ブートセクタでエラーを起こしてうまくいかなかったのを覚えている。
ので却下まで行かないが、実行優先度は低い。

方法その2:クローン機能付きのHDDスタンドを使う

中華製で似たようなものが雑多に売られており、Amazon辺りで3~5千円ぐらいで気軽に買える。
自分も、Wavlink HDDスタンドを自作系YouTuberのレビューを見た後に、まんまと釣られて衝動買いしたのだった。

これこれ。
PCとのUSB接続を外し、クローン元とクローン先のHDDをガッシャンと装着し、ボタンを2回ほど押すだけでクローン化ができるアレです。

別にこの機種に限らず、もっと評判のいい機種もありますので、この機種にこだわる必要は無いです。というか、Wavlink のHDDスタンドは、なんでかあんま評判がよろしくない。
(まぁAmazonの商品レビュー自体のリテラシーが低いという話もあるが)

自分が使ってる分には、Amazonのレビューにあるようなトラブルは全く起きていませんが、原因になっているんだろうなぁと思いつくのは、こいつに同梱されてるUSB3.0の接続ケーブル。
このケーブルの質がとにかく悪く、おまけに短くて使いづらい。


もし、この機種をお持ちでPCに繋いでトラブルが絶えないという人がいたら、Amazonベーシックあたりのちゃんとしたケーブルに交換してみてください。
場合によってファイルのコピー速度が改善したり、トラブルが解消されるハズです。(保障はしませんが)
いずれにしてもUSB3.0はケーブルに起因するトラブルが多い気がします。



おっと、本題から外れてしまいましたが、これを利用してクローンを作成し、HxDでHDDの容量情報を書き換えるか、パーティションアプリでボリュームを拡大すればいいのでは?と考えた訳です。


クローン化実作業
では作業していきます。特に撮影とかしてないので、手順ごとにメモ。
・NASをバラしてHDDを取り出し、NAS内部とHDDをキレイに清掃。
・取り出した1TBのHDDをHDDスタンドの「sauce」側に接続、余り物の2TBのHDDを「target」側に接続。
・HDDスタンドの電源を入れ、スタンバイOK状態を確認、クローン化ボタンを長押しし、インジケーターが点滅したら、もう一度スイッチONでクローン開始。
・1TB移すのに、約4時間ちょいで完了。(速いのか遅いのかわからん)

ここまでは放置で手間もかからず、簡単。


パーティション領域の拡張
クローン化が完了した時点で、やることの8割は終わってるのですが、クローン化だと例えクローン先が2TBであろうとも、元の1TBの容量までのパーティションで区切られ、余り領域は未使用領域となっているので、シェアデータ領域を拡大してやる必要があります。

方法は二通りあり、HDDレコーダーの換装なんかだと、HxDというソフトを使ってパーティションの容量情報を書き換えるってのが一般的らしい。
まぁこれでもいいんだと思いますが、自分はやりなれた方法として、前述したGParted Liveを使って拡張してみました。

GParted Liveで拡張してみる

GParted LiveはLinux系のDebianか何かで動くライブCDで、豊富なフォーマットが扱えるパーティションユーティリティーです。
起動できるイメージを書き込んだCDかUSBメモリから起動し、GUIベースでパーティション操作が使える優れたアプリです。

詳しい使い方などは、他の解説されているサイトやブログをご参照ください。
使い方自体は、EaseUS Partition Master、MiniTool Partition Wizardなどとさほど変わりません。

ライブCDから起動し、GPartedを起動してクローンした2TBを確認すると、複数のパーティションがあり、シェアデータ領域の後が未使用領域になっていたので、シェアデータ領域の拡張を選択してMAXまで拡張。
わずか5分ほどの作業でした。


動作確認
あとはHDDをNAS本体に戻し、組み直して動作確認をしました。
NASの起動も特に問題なく、WEBブラウザから設定に入り、残り容量が増えていることを確認して、HDDの容量アップの換装が完了しました。
録画されたデータも、問題なく再生できます。

わりと時間もかからず一件落着。

クローン化できるHDDスタンドは便利ですね。これならHDDレコーダーの換装やMacintoshのHFS+などのHDDも簡単にバックアップが取れそう。

しかし、そもそもPCパーツをそれほど溜め込んでない当家で、2TBのHDDが二つも余っていたのか疑問だったのだが(なんか日立製の同じ型のがもう一個あった)、NASに換装して理由が判明。

とにかく、動作音が糞うるさい。
前に買ってPCか何かに搭載して、おそらくクッソうるさくて封印してたものだったらしい。
まぁNAS自体はルーターや光モデムが入っている収納棚内に設置しているので、扉を閉めてしまえば全く問題はないのですが……。



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